今回は温度を記録してスマホのアプリで管理できるInkbirdのBluetooth温度計をご紹介します。
皆さんは遠隔で特定の場所の温度を測定したいことって無いですか?
私はあります。
私の場合は屋外にある小屋の温度をいちいち小屋に入ることなく知りたいのですが、そんな時に便利なのがInkbirdのBluetooth温度計なのです。
すごく紛らわしいのですが、温度計と温湿度計の二種類がありますので湿度は図らなくてもいい場合は温度計の方を購入してください。温湿度計は少し値段が高いです。
外観
いつも通りまずは外観を見てみましょう。
本体の他には付属品は説明書とドライバーのみです。
ちなみにこういうドライバーって要りますかね?
持ってない場合や普段使わなくてどこにしまったか分かんない場合はありがたいのでしょうけど、個人的には邪魔でしかないです。
電源スイッチなども特になく電池を入れると電源が入りLEDが点きます。
右上の穴はどこかしらに引っ掛けるようです。
マグネットも内蔵されていて金属面に引っ付けることもできます。
裏面には技適マークも付いていますので問題ないかと思います。
使い方
使い方ですが本体は特に操作する必要ありません。
というかボタン類も何もないです
ネジを外して単4電池2本を入れると勝手に電源が入るので、Engbirdという専用のアプリをスマホにインストール、起動してペアリングするだけです。
アプリの基本のページはこちらです。ホームページらしいです。
右上の+の下あたりに電池残量が表示されます。
設定によって3ヵ月から6ヵ月電池が持つそうです。
右上の+からペアリングの設定が出来ます。
ホームページの左上の歯車からアプリの各種設定ができます。
英語から中国語まで13ヵ国語設定できます。
勿論私は日本語設定ですが、確か初回起動時は日本語ではなかった気がします。
ホームページの画面中央の歯車から温度計本体の設定が出来ます。
名前は初回ペアリング時に各種ある中から選べたと思います。また好きな名前も付けられます。
サンプリング間隔は温度を測定する頻度です。
ご覧の通り10秒から90分まで設定が可能です。
私の場合は30分に設定しています。
補正値は測定結果を補正出来るようですが、初めに他の温度計とも比べてみましたが補正する必要はなかったです。
アラームは指定した温度になると通知されますが、常に接続されているわけではないのでアプリを開いて記録を読み込んだ時に知ることができる程度です。
ホームページの画面中央のグラフから測定開始時から現在までの温度の推移を確認できます。
このグラフの任意の場所をタップするとその時点での細かな温度が見れますが結構使いにくいです。
まぁでも個人的には大体わかればいいので問題ないです。
温度推移のグラフの下には温度分布のグラフがあります。
横軸が測定された温度の範囲、凡そ1.5度ずつの範囲で分けられています。
縦軸がその範囲の温度が測定された回数ですね。
良いところ
この温度計の良いところはやはり安いところです。
というか私は基本的に安い物しか買わないので良いところの一番は安いところになるんですけどね
この温度計に関しては良いところはそれだけですが、Bluetoothの温度計としては申し分ないので問題ありません。
そういえば電池持ちが良いのも良い点としてありました。
説明では3ヵ月から6ヵ月と書いてありましたが、ひと月半程度使った時の電池残量が94%です。
そこまで細かく知る必要なかったのと、電池持ちを気にして測定間隔を30分にしていましたが、これならもっと頻度を上げてもよさそうです。
いまいちなところ
この温度計、悪いところは特にないのですが、いまいちなところは少なからずあります。
まず私の場合、一つの温度計で2か所の温度を測りたいのですが1個につき1か所しか測れません。
以前使っていたシンワ測定の温度計は、子機にプローブを取り付けて2か所の温度を一度に測定し、その温度を離れた場所の親機で確認することが出来ました。
ただし、すごく高いし、電池もギリギリひと冬持たないし、防水ですが水に濡らして壊してしまいました。
壊れたので今回Inkbirdの奴を買ったわけです。
いちいち専用のアプリを起動しないと見れない点もいまいちです。
先のシンワ測定の奴なら親機を見たらすぐに温度が分かりますが、Inkbirdの奴はいちいち専用のアプリを起動しないと温度が分かりません。
まとめ
今回はInkbirdのBluetooth温度計を紹介しました。
今回紹介した温度計以外にもInkbirdからは色んな温度計が出ているので自分に合った温度計を探してみたください。
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