皆さんはロードバイクなど自転車に乗るときにヘルメットは着用されておりますでしょうか。
今までは着用の義務はなかったのですが、2023年4月からはヘルメット着用の努力義務化されるそうです。
私も、もしもの時のためにもヘルメットは着用すべきだと思います。
そこで今回は私が使用してコスパが良いと思ったヘルメットをご紹介いたします。
KINGLEAD KL620
今回私が紹介するヘルメットはKINGLEADというメーカーのKL620というモデルのヘルメットです。
例によって良くわからない中華メーカー品ですが、マグネットで取り付けられるゴーグル付き、更にセーフティライトとバイザーまで付いています。
似たような商品で一流メーカの物だとOGK KABUTOのVITTというものがあります。
こちらはセーフティライト、バイザーは付いていませんが価格はKINGLEADの三倍以上です。
もちろん、もしもの時の命を守る装備ですので高い物の方が安心感がありますけどね。
外観
とりあえずまずは外観から見てみましょう
この手のヘルメットは大体同じでしょうが、発砲スチロールとポリカーボネートで出来ています。
正面から見た時に見える窪みにゴーグルがマグネットで引っ付きます。
後頭部にはライトがはめ込まれていて内側にマジックテープ取り付けられています。
白い部分が発光部分で赤く光ります。
中央上側がスイッチ、下側に充電用のマイクロUSBポートがあります。
スイッチを押すと点灯、その後スイッチを押すたびに発光パターンが変わり、全部で9パターンあります。
消すときはスイッチを長押しです。
再度点けたときは消したときと同じ発光パターンなのが地味にポイント高いです。
写真ではスイッチの上の発光部分が黒く滲んだようになっていますが、スイッチ部分のバリのようなもので安価たる所以の仕上げの雑が表れているようです。
側面には無駄に左右共にメーカー名が銀色で印字されています。
側面からもゴーグル取り付けの窪みが見えますが、その隣にあるのがバイザー取り付け箇所です。
バイザーはスナップボタンのように物理的に取り付けます。
メーカー名の隣の黒い部分はヘルメットに顎紐を取り付けるための部品ですね。
よく見ると背面のライトの上にも同じような箇所があります。
サイズ調整用のダイアルにはメーカー名の書かれたシールが貼ってあります。
回して使うところに貼っちゃったらメーカー名も回転しちゃうけどいいんですかね。
ヘルメットの内側にはライナーがマジックテープで取り付けられていますので、汚れたら取り外して洗うこともできます。
各種シールも貼られています。
バイザーやゴーグルをつけるとこんな感じです。
意外とバイザーがちっちゃい。
黄色いゴーグルは後述しますが追加で購入したものです。
ゴーグルは使わないときは反転させて収納することもできますが、バイザーがあると取り付けられないので、バイザーを一度外す必要があり面倒です。
良い点
このヘルメットの良い点は何といっても安いことでしょう。
その分安心感は低いですが、一応商品説明にもあるようにCPSCとCEに適合した商品であるようですし、ノーヘルよりは断然防御力は上がるでしょうと思っています。
個人的に一番良い点はゴーグルが取り付けられる点ですね。
今までは走行中の風から目を守るために、安い眼鏡の上から装着できるオーバーグラスって奴を使用していました。
こんな奴ですが如何せん風を防ぎきることが出来ず無いよりはマシ程度だったのですが、このヘルメットのゴーグルは9割くらいは風を防いでくれる印象です。
特に冬場は空気が冷たく乾燥しているので走っているとシパシパするんですよね。
悪い点
悪い点はまず第一に見た目です。
個人的にはヘルメットにゴーグルが付いている点がトライアスロン選手がかぶっているようなエアロヘルメットのような本気な雰囲気があって気恥ずかしさを感じます。
バイザーも付けられるのでその雰囲気が少しは和らぐかと思いこのヘルメットを購入しました。
ですが、もっとごつくて長めのバイザーだったらよかったのですが、思ったよりバイザーがちゃちで気恥ずかしさは変わりませんでした。
またゴーグルは磁石で引っ付いているだけなので、普通に走行している分には取れることはまずないと思いますが、私の場合ヘルメット脱着時に気を付けないと眼鏡に当たって剥がれ落ちてしまいます。
結構ゴーグルが顔に近いので普段走行中にBuffで鼻まで覆っていると季節によっては確実に曇るのも難点です。
替えのゴーグルはどれを買えばいいのかわからないのも難点です。
標準ではグレーの物しかないので、日が落ちてからは危ないです。
そこでクリアかイエローの物が欲しくなるところですが、Kingleadからは交換用のゴーグルは出ていないみたいです。
全く同じヘルメットをShinmaxというところも販売していて、こちらからは一応替えのゴーグルが販売されています。
とはいえShinmaxのほうもヘルメットのモデル名がS026でこのモデルに適用すると記載されたものはありませんでした。
そうはいっても形一緒っぽいし、何とかなるでしょと上記の交換ゴーグルを購入しましたが問題なく使えました。
物によっては磁石の磁性が逆で引っ付くどころか反発する場合もあるようです。
これは想定外だったのですが、ゴーグルが顔に近いためにつばの付いたサイクルキャップが被れません。
普段私はつば付きのサイクルキャップの上からヘルメットを被っていたのでこれは完全に誤算でした。
ビーニータイプのサイクルキャップの購入を余儀なくされてしまいました。
こういうやつですね。980円で、私が探した冬物の中で一番安いやつでしたが非常に安っぽい以外は特に問題なかったです。
あとはやっぱり安全性が心配ですね。
CPSCとCEの安全基準認証と商品名にも記載されていますが、ヘルメットの内側にはCEのマークは貼られていますがCPSCのマークは貼られていませんでした。
黄色いラベルにはCPSCと書いてあって何やら英語で注意文が記載されていますが、ここにFRONTと矢印の記載もあってどういう意味があるのかは分かりませんが、明らかにフロントの向きには貼られていないのと通気孔を少し塞いでしまっている適当さが非常に気になります。
CEに関しても商品名に認証と書いてあって商品写真にも認定証みたいなものを写してあるのですがどこまで信用できるものか分かりません。
そもそもKingleadのモデル名はKL620でShinmaxのモデル名はS026ですがCEマークのあるラベルにはMT-007と書いてあってなにがなんだかわからない状態で信用も糞もあるのかという感じです。
まとめ
結局悪い点ばかり書いてしまいました。
特に安全性は何とも言えないですが、装着しないよりは全然いいですし、事故や転倒に気を付ければいいだけだと思います。
ヘルメットは3年で交換することを推奨されていますし、高価なものを3年で買い替えるのはもったいないと思います。
それなら安いヘルメットをきちんと交換して使っていった方がいいんじゃないかと私は思いますね。
機能性は必要十分であり尚且つ価格も非常にお手頃なのでKINGLEAD KL620はおすすめです
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