Nikon NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR レビュー

カメラ

解像性能レビュー

続いては解像度についてレビューしていきます。

例によってチャートと遠景でテストしレビューします。

いわゆる高倍率ズーム、便利ズームと呼ばれるジャンルのレンズですがその解像力やいかに!

解像チャート

解像チャートはパール光学工業株式会社の「8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)」を使用しました。

上手く撮影できているか微妙なので数値は参考程度にしてください。

レンズの焦点距離指標には105mmがありますが面倒だったので飛ばしています。

ズームで開放F値が変わるレンズですのでここで各焦点距離での開放F値も分かります。

24mm

全体的にそこそこの解像力ですが、絞ることで順当に解像力が上がっていきます。

35mm

絞ることで少しづつ解像力が上がるようですが絞り開放から解像力高めです。

開放F値は4.8になります。グラフでは開放での中間と隅の数値が低いですが何かの間違いでしょう

50mm

開放から解像力高く絞ってもあまり変わらないようです。

開放F値は5.6。

70mm

同様に開放から解像力は高いです。ただし、周辺は中央に比べ少し解像力が落ちるようです。

開放F値は6です。

135mm

傾向としては70mmと同様ですが、70mmより少し解像力が落ちるようです。

開放F値はここで6.3となります。

200mm

傾向としては70mmと同様で、解像力も70mmと同程度のようです。

開放F値はもう変動しないので6.3です。

遠景テスト

いつもの場所で遠景テストを行った結果がこちらです。

24mm

チャートではF4からF11まで解像度が上がっている結果でしたが、遠景でのテストの場合そこまで絞りによる変化はなさそうに思いました。

隅は絞ると多少シャープになっている気がします。

35mm

ここでも同様にあまり変化は感じられませんが、隅だけは多少シャープになる印象です。

50mm

50mmでも同様に絞ることで隅は少しシャープになるように思います。

70mm・135mm・200mm

70mm以降は解放から絞っても解像感は変わらない印象でした。

まとめ

解像度は絞り解放から必要十分だと感じました。

広角側の隅の方は若干甘いですが等倍などで見てやっと気になる程度です。

ただ、高倍率ズームレンズの宿命ですが開放F値がどうしても暗いです。

個人的に常に低感度で撮影したいのにどうしてもISO感度が上がってしまうのが気になってしまいます。

ボケ編に続く(編集中)

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